平成5年12月、知的障害者をもつ高槻・茨木地区の親たちが、家庭と地域との繋がりを大切にする支援を基本とした生活施設の建設を目指して、「杉の子会」を結成しました。親たちの熱意と活動の積み上げの結果、平成10年2月に「社会福祉法人北摂杉の子会」の設立、平成11年4月に知的障害者更生施設「萩の杜」の開設が実現しました。平成20年に新事業体系に移行し、現在は「施設入所支援」「生活介護」の事業運営を行っています。
施設入所支援:ユニットケアを導入し、
生活介護:平成21年4月より萩の杜敷地内に「
*小さなグループでの暮らし
*普通の暮らし(毎日の入浴、食事時間の配慮、
*健康へ配慮(定期健康診断・歯科検診・ブラッシング指導など)
*ニーズに応じた日中活動を支援します(ふれっと、
*職住分離の考えのもと、
以上の支援を基本としながら、
画に基づいた支援を行います。 また地域での暮らしを希望されるご利用者に対し
て、 地域生活への移行と移行後の暮らしを支援します。
統合化:ご利用者の障害状況に関係なく、ご利用者に対する支援を地域社会との繋がりの中で行うことを基本とします。
個別化:ご利用者のそれぞれのニーズに基づいた個別的な支援を推進します。
専門性:ご利用者の持つ様々な障害や心理的社会的問題、ニーズを理解し、ご利用者自身がその問題を解決し、そのニーズを実現するための専門的な支援技術の向上に努力します。
人権:ご利用者の人権を中心に据えた支援を行います。ご利用者の個性、年齢に応じた支援を推進します。また、社会に対する啓発運動を積極的に行います。
地域:地域で暮らす知的な障害を持つ人やそのご家族に対して、施設の機能、専門性を活用し、積極的な支援を行います。
連携:ご利用者本人を中心として、ご家族や関係機関、地域住民との連携を大切にし、トータルケアを推進します。また、支援を行う上で、職員間の連携を大切にします。